22:都立大島高等学校の皆さんと海岸清掃
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8月~9月。椿の実収穫の季節となりました。
猛暑が続いた2025年でしたが、暑さにも負けず椿の実はすくすく育ち、
「オモテ」と呼ばれる豊作の年となりました。
ヤブツバキは1月~3月頃に花を咲かせ、その後に実が生り成長していきます。
8月下旬から9月、実が熟してきた頃を見計らって今年も大島椿の社員が3週にわたってつばき座内の収穫を行いました。
(花の画像:2025年1月撮影)
椿は実がたくさん生る豊作(オモテ)の年と不作(ウラ)の年が交互にくると言われており、2025年は豊作のオモテ年となりました。
6〜8月の国内の平均気温が平年より2.36度高く、過去最高だった23、24年夏を上回ったと気象庁が発表したほどの記録的猛暑。9月以降も厳しい残暑が続いていたため、熱中症に注意しながらの作業です。今年からファン付のベストも用意されました。
収穫した実は天日干しで果肉を爆ぜさせ、中の種子を取り出します。
一つ一つ根気のいる手作業です。
この取り出した種子を搾ってとれるのが椿油。
種子を天日干しで乾燥させてから、後日搾油作業を行います。
大島の自然の恵みです。